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婦選アーカイブス

禁酒運動関係史料―大正・昭和期―

日本における禁酒運動は、基督教婦人矯風会を先駆として、明治中期から始まっている。
当史資料中には、未成年者飲酒禁止法制定(1922〈大正11〉年)以後、再々議会に提出する「二十五歳禁酒法案」関連史料が含まれている。

 

法案通過を期待する「神戸婦人禁酒禁煙会」のちらし(27〈昭和2〉年)、二十五歳禁酒法期成同盟「事業報告」(26〈大正15〉年~)と同同盟に加盟する日本国民禁酒同盟の「全国大会順序」(28〈昭和3〉年~)、日本学生排酒連盟の「紀要」(同28年)など風俗、道徳的視点で排酒をアピールしている。

 

特に関東大震災以後、毎年9月1日を震災何年忌とし、被災犠牲者の冥福と国民的反省発奮の実を挙げるため「酒なし日」を設定、全国各地の「禁酒村」を励ます運動計画やポスターなどでその状況を見ることができる。これらのプログラムには、内務・文部・農林の各省が後援となり、主な講演者として、高島米峰、安部磯雄、賀川豊彦、阪谷芳郎、山室軍平、守屋東ら官民協力で名を連ねている。

 

第10回「酒なし日」のポスター

1933(昭和8)年9月1日

主催・日本国民禁酒同盟など22団体

日本学生排酒連盟(左)や
神戸婦人禁酒禁煙会(中)など、各団体の史料

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