英国の女性参政権100周年の今年、当財団は「議会制民主主義、福祉、女性参政権100周年」をテーマに、スタディツアーを実施した。参加者は全国11都県から女性地方議員を中心に20人。同国の女性参政権を求めるサフラジェットたちの運動を描いた映画「未来を花束にして」を観たからといって参加した人もあったが、その歴史の上に女性の政治的権利を求めて前進し続ける、国をあげての女性たちの熱気に、私たちは大きな刺激を受けた。
ブレクジットを巡りメイ政権の前途が一層不透明になっていく中、議会閉会前日に面会した労働党女性国会議員は「いつ総選挙があってもおかしくない。任期はまだ4年あるが、今朝影の内閣は対応を話し合った」と緊迫した状況を述べ、ニュースも連日ブレクジット関連を報じていた。