カテゴリ:女性史



2020年度 · 2020/08/26
100年前の8月26日、米国では憲法19条修正により女性たちが参政権を獲得した。これを記念して2020年同日にアメリカ女性参政権100周年のオンライン・シンポジウムが開催された(主催:市川房枝記念会女性と政治センター、共催:アメリカ大使館、後援:クオータ制を推進する会・国際婦人年連絡会・国連NGO国内女性委員会。日英同時通訳・手話通訳つき)。

2019年度 · 2019/11/24
1919年11月24日「新婦人協会」が平塚らいてう、市川房枝らによって結成された。その100年後の同日に「新婦人協会100年記念のつどい」が関係5団体の共催で開かれた。

2019年度 · 2019/10/30
1919年平塚らいてう、市川房枝らによって発足した「新婦人協会」は、女性の政治的権利を求めて活動し、閉ざされていた政治参加の道を一歩切り開いた。発会を告げたのは、この年の11月、大阪の「全関西婦人連合会」(当初、婦人会関西連合大会)の結成式においてであった。このシンポジウムは、戦前に大阪と東京で同日にスタートした二つの女性団体の地域を越えたつながり、政治参加の要求とその広がりを明らかにした。

2018年度 · 2018/09/29
2018年は明治維新から150周年となり、明治民法親族篇・相続篇の発布から120周年に当たる。政府のホームページは明治以降の日本の歩みを「礼賛」し、産業の発展や教育の充実を謳う。だが、女性たちにとって明治150年とは何を意味しているのだろうか。このシンポジウムは、日本の近代の「暗」の部分、「明」の部分とは何か、女性たちの政治参加と家族という二つの切り口から迫ったものである。二人の女性史研究者による報告を通して、明治維新150年後のいま何を問うべきなのかを参加者の皆さんと一緒に考えてみた。(コーディネーター・金子幸子)